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「今日、カメラを持っていくか、置いていくか」
家を出る瞬間、玄関でそう悩んだことはありませんか?
重い、ダサい、仰々しい。そんな従来のカメラバッグのイメージが、私たちの「撮りたい」という気持ちにブレーキをかけていることがよくあります。
もし、「カメラバッグとしての保護力」を持ちながら、「街に溶け込むスタイリッシュなデザイン」で、しかも「空気のように軽い」バッグがあったとしたらどうでしょうか。
今回は、そんな夢のようなバランスを実現したPGYTECH(ピージーワイテック)の軽量カメラバッグ「OneGo Lite Backpack」をレビューします。
このバッグはYouTubeなどでも散々紹介されていますが、実際に私が購入し、街歩きや撮影でガッツリ使い倒して感じた「16Lという絶妙なサイズ感」や「リアルな使用感」を、忖度なしでお届けします。
それでは「PGYTECH OneGo Lite Backpack」にフォーカスしましょう!
PGYTECHを選んだ理由とファーストインプレッション
多くのフォトグラファーが直面する「カメラバッグ沼」。
機能性を取れば見た目がゴツくなり、見た目を取れば機材が守れない。
そんなジレンマを解消してくれたのが、このPGYTECHのOneGo Lite Backpackです。
カメラバッグらしからぬスタイリッシュな外観
まず箱から出して驚いたのが、そのデザインの洗練度です。
従来のカメラリュックにありがちな「黒くて四角いナイロンの箱」といった野暮ったさが一切ありません。
マットな質感と流線型のフォルムは、一見するとIT系のクリエイターが使っていそうな「お洒落なガジェットバッグ」そのものです。
「今日は撮影に行くぞ!」と気負う必要がなく、カフェに入っても、ショッピングモールを歩いても、周囲の風景に自然に溶け込みます。この「普段使いも可能」という点は、休日のお父さんや、街スナップを楽しむフォトグラファーにとって最大のメリットと言えるでしょう。

気になる容量問題「16L」のサイズ感
バッグ選びで最も難しいのがサイズ選びです。
大きすぎれば登山客のようになり、小さすぎれば機材が入らない。
OneGo Lite Backpackは「16L」と「22L」の2種類の容量から選べます。
ちなみに色は「マッドブラック」「フォレストグリーン」「クリーム」から選べますが、「クリーム」は「16L」のみとなる点にご注意ください。
今回私が悩んで選んだのは「16L」のサイズです。
結論、16Lクラスのサイズ感は、身長170cmの男性(私)でも大きすぎず小さすぎずのジャストサイズです。
実際に背負ったときのサイズ感は下の写真の通り。

背中からはみ出しすぎず、かといって小さすぎて子供っぽく見えることもない。
背中のラインに沿うように設計されているため、シルエットが非常にスマートです。電車移動や人混みの中でも邪魔になりにくいこのサイズ感は、日常生活においても最適解だと感じました。
驚きの軽量設計がもたらす恩恵
商品名に「Light」とある通り、このバッグの大きな特徴はその軽さにあります。
カメラ機材自体が重いので、バッグ本体が重いとそれだけで持ち出す億劫さが倍増します。
しかし、このPGYTECHは指一本で持ち上げられるほどの軽量設計。
実質1.16kgとなります。
一日中背負って歩き回っても、肩への負担が明らかに違います。「軽さは正義」という言葉がありますが、スナップ撮影で歩数を稼ぎたい日には、この軽さが強力な武器になります。
撮影欲を掻き立てる「機能美」を深掘り
見た目がお洒落なだけなら、普通のファッションバッグで十分です。
しかし、こいつの中身は必要充分な「撮影仕様」。そのギャップにやられました。
2階建て構造:機材と日用品の完全分離
このバッグの内部は、上下を仕切ることで「2階建て構造」として使用できます。これが本当に便利です。
- 1階(下部): カメラボディ、レンズ、予備バッテリーなどの「撮影機材」
- 2階(上部): 財布、鍵、タオル、薄手のアウターなどの「日用品」
このように住み分けが明確化されることで、バッグの中がごちゃつくことがありません。
「カメラを取り出そうとしたら、財布が邪魔で…」といったストレスから解放されます。
特に、旅行やちょっとした遠出の際、私物をしっかり上部に収納できるのは大きなポイントです。

ちなみに上の写真では、愛機のFUJIFILM X-T5、便利ズームのTAMRON 18-300mmと単焦点TTartisan 25mmF2のレンズ2本、あとはフィルターケースやブロワーといったものを収納しています。


更に1階部分のカメラの仕切りを取り外せば、バックパック全体でワンフロアにすることも可能です。
時にはカメラ機材無しで、通常のバックパックとしても利用可能です。

PC収納スペースも完備
背面部にはもちろんPC収納も完備。
16Lのサイズは14インチまでのPCが収納可能。
スリーブの入口がマグネットでパチッと閉まる仕様も良き。
自由自在な仕切り:PGYTECHの真骨頂
PGYTECHといえば、「自由度の高い仕切り(パーティション)」が有名ですが、この軽量モデルでもそのDNAは健在です。
手持ちの機材に合わせて、仕切りの位置や形を自由にアレンジ可能。
「今日は望遠レンズ一本でいく」「今日は単焦点レンズを3本詰め込む」といったその日の気分に合わせて、バッグ内部のレイアウトをパズルのように組み替えられます。このカスタマイズ性が、機材への愛着をさらに深めてくれます。
決定的瞬間を逃さないサイドアクセス
スナップシューターにとって命とも言えるのが「速写性」です。
このバッグは、リュックを下ろすことなく、片方の肩にかけたままサイドからカメラを取り出せる「サイドアクセス」に対応しています。

「あ、いい光だ!」と思った瞬間、ジッパーを下げてサッとカメラを構える。撮り終わったらサッとしまう。
この一連の動作がスムーズに行えるかどうかで、その日の歩留まり(良い写真が撮れる枚数)が変わってきます。このバッグは、そのスピード感を損ないません。
またサイド部分の蓋裏にはジッパーで開けられるポケットがあり、この中に予備バッテリーやクリーナーなどちょっとした小物を入れられます。

地味だけど超重要。「自立する」という機能
意外と見落とされがちですが、私が声を大にして言いたいのが「バッグが自立する」ことの重要性です。
底面がフラットでしっかり作られているため、地面やテーブルに置いたときにコロンと倒れません。
レンズ交換の際や、カフェで休憩する際、足元に置いたバッグが直立してくれているだけで、機材の出し入れや管理が圧倒的に楽になります。これは地味ですが、長く使えば使うほど「あってよかった」と感じる機能です。

購入前に知っておくべき「気になる点」
ここまで絶賛してきましたが、正直「気になった点(デメリット)」もしっかりお伝えします。
これらが許容できるかどうかが、購入の分かれ目になるでしょう。
サイドポケットのジッパーがタイト
外側にあるサイドジッパーポケットですが、入口の設計が少々”タイト(窮屈)”です。
デザインをスタイリッシュに保つためにあえてそうしているのかもしれませんが、厚みのあるフィルターケースや、大きめのスマートフォンを出し入れする際には少し引っかかりを感じるかもしれません。
頻繁に出し入れするものは、衣服のポケットに入れた方がスムーズです。

チェストストラップの着脱が非常にしづらい
これには少し慣れが必要です。
ショルダーストラップのズレを防ぐ「チェストストラップ(胸のベルト)」が付属しているのですが、この脱着機構が独特で、非常にやりづらいと感じました。

一般的な「カチャッ」とはめるバックルタイプではなく、引っ掛けるような独自機構を採用しており、急いでいる時にはイライラするかもしれません。
私は普段使いではチェストストラップを外して使っています。
完全に「カメラバッグ感」が消えるわけではない
「普段使い可能」「お洒落」と書きましたが、それでもやはりカメラバッグです。
特にカメラを収納するバッグ下部は、大切な機材を守るために分厚いクッション材が入っており、しっかりとした「張り」と「厚み」があります。
くたっとした布製のリュックのようなカジュアルさを求めていると、「やっぱりちょっとゴツイな」と感じるかもしれません。
「カメラバッグ感が全く無いと思い込まない方が良い」です。
あくまで「カメラバッグの中では圧倒的にお洒落」という認識でいるのが正解だと思います。
【まとめ】このバッグは誰におすすめか?
PGYTECHの軽量バックパックは、「機材を守る安心感」と「持ち出したくなる軽快さ」を高い次元で両立させた、稀有なプロダクトです。
このバッグはこんな人におすすめです:
- 「いかにも」なカメラバッグが苦手で、私服に合うバッグを探している人
- 1日中歩き回るスナップ撮影が多く、機材の軽量化を図りたい人
- 身長170cm前後で、大きすぎないジャストサイズのリュックが欲しい人
- カメラだけでなく、財布や上着などの日用品も整理して持ち運びたい人
逆に、超望遠レンズやバッテリーグリップ付きの大型一眼レフを持ち運ぶ「ガチ装備」の人には、容量的にも保護力的にも物足りないでしょう。
しかし、ミラーレスカメラとレンズ1〜2本を持って、ふらっと街へ出かける。
そんな「ライトな撮影スタイル」において、これほど頼りになる相棒はいません。
カメラは持ち出さなければ写真は撮れません。
このバッグを手に入れることで、あなたの「カメラを持ち出すハードル」が下がり、結果として素敵な写真に出会える回数が増えることでしょう。
もし、あなたが今、重いカメラバッグに疲れを感じているなら、このPGYTECHのOneGo Lite Backpackという選択肢は、撮影ライフを劇的に変えるきっかけになるはずです。


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